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from:カキカキ_φ(* ̄0 ̄)ノ【ビリア】ペタッ

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【2人の酋長の戦い】伝説

【The Battlel of two Chiefs】

昔々、それぞれの村には酋長がいました。酋長は、力強さ・勇気・賢明さによって選ばれていました。しかし、その中には、酋長の中でも自分が一番力が強いということを証明したがる者もいました。タモン(Tumon)のマタクアンナ(Mataquana)はそんな一人でした。イナラハン(Inarajan)のガダオ(Gadao)が自分より強いと聞いて、腹立たしく思い、ガダオに挑戦しに向かいました。山、川、ジャングルを何日も歩き続け、マタクアンナはイナラハンまでやっとたどり着くことができました。
 
体はくたくたで、空腹ではありましたが、酋長に会いたいと思い、彼は最初にあった村の人に尋ねました。
 
「酋長はどこだ?わたしはグアムで一番強い酋長だということを証明しにここに来たのだ!」

その村人は、これを聞いてひどく驚きました。何を隠そう、その村人こそがガダオだったのです。ガダオは、自分が酋長であることを告げることなく、マタクアンナに食べ物と飲み物を与えました。彼に食べさせるため、ガダオはココナッツが落ちてくるまで、ヤシの木を揺さぶり、一番大きいココナッツを拾い、小指を使って一発でヤシの実を割ってしまいました。飲み物は、もう一つの別のココナッツを絞って、ミルクを大きなボウルに入れました。その様子を見せつけられたマタクアンナは、酋長はもっと強いに違いないと思い、心の中で挑戦することを躊躇し始めました。差し出された食べ物を食べ終わると、マタクアンナはガダオにタモンへ連れて行ってもらいたいと頼みました。自分の強さをもっと見せつけることを企んでいたガダオは、マタクアンナを彼のカヌーへ連れて行きました。二人がカヌーで沖に出ると、ガダオが南に向かってこぎ始めました。
 
タモンが北にあると知っていたマタクアンナは、その逆、北の方向にこぎ始めました。力持ちの男達が、別々の方向にこぎ始めると、ついにカヌーは裂け、その勢いで吹っ飛んでしまいました。ガダオのカヌーの半分は、アスガデュサ島になり、マタクアンナのカヌー半分は、ロタ島になったと言われています。

※上記の内容は【GVB グアム政府観光局】】リンクにて、そのまま文面すべて引用したものです。こちら側へ質問、要望は一切受け付けておりません。ご了承頂きますよう宜しくお願い致します

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